第34回研究会 民俗学の論点2016
第34回研究会 民俗学の論点2016
日 時: 2016年9月18日(日)13:00~
会 場:東京大学東洋文化研究所大会議室
登壇者:
現代民俗学会研究企画委員会(第5期)
コーディネーター:
塚原伸治(茨城大学)、鈴木洋平(東京都市大学)
趣旨:
2016年5月から研究企画委員会の第5期がスタートしました。そのスタートにあたり、今期委員会が担当する2年間の研究企画の方針と、実際に開催される研究会の内容について公開で議論することを目的としてこの研究会は企画されました。
本研究会の第一部では、研究企画委員が各自で議論したいトピックを持ち寄り、その意義や可能性について徹底的に検討します。討論の結果として、第5期委員会において実施する研究企画の具体化を目指すこととなります。
さらに第二部は、若手研究者をメンバーとする次世代ユニットによるディスカッションの時間とし、担当の委員を中心に、今後の研究企画について検討を行います。第4期研究企画委員会から新機軸として導入された「次世代ユニット」の活動も3年目に入りました。メンバーが一新したこともあり、今後の方針について改めて検討しなおすタイミングでもあります。この第二部では具体的な研究会の企画立案にとどまらず、今後の若手ユニットの活動方針についても併せて検討していきます。
研究企画委員による上記のディスカッションのあとには、会場全体でディスカッションをおこないます。あえてこのような機会を公開のイベントとして設けるのは、参加者の皆さんとともに考える中から、新たな課題やトピックが生み出されることを期待しているからです。企画案のプレゼンテーションをきっかけに、会場の皆さんがそれぞれに考える「民俗学のいま」をお伝えください。民俗学の論点を、多様な意見の中から浮かび上がらせ、企画として結実させることを目指したいと考えています。(文責:塚原伸治)。
■主催:現代民俗学会