第50回研究会「民俗学の論点2020」

第50回研究会「民俗学の論点2020」

ご案内:

■第50回研究会は、現代民俗学会として初めてオンラインで実施する研究会です。試行段階であることから、大変申し訳ありませんが参加資格を「現代民俗学会会員」に限定させていただきます。

■現代民俗学会会員の方には、研究会開催日が近くなりましたら、会員向けメーリングリストを通じて、参加に必要なZoomのID・パスワード等をご連絡いたします。メーリングリストに登録をされていない会員の方で、新たにメーリングリストへの登録を希望される方は、9月末までを目途に本会事務局までメール(mail★gendaiminzoku.com ★をアットマークに変えてください)でご連絡ください。

日 時:2020年10月25日(日)13:00~17:00
会 場:オンライン開催(オンライン会議システムZoomを使用)

タイムテーブル:
 13:00~13:05 会長挨拶:岩本通弥(東京大学)
 13:05~13:10 趣旨説明:島村恭則(関西学院大学)
 13:10~13:25 岩本通弥「『日常』が問うもの」
 13:25~13:40 俵木悟(成城大学)「古くて新しい『日常』の課題の再発掘」
 13:40~13:55 加藤幸治(武蔵野美術大学)「『フィールドとしての農村』という課題」
 13:55~14:10 内山大介(福島県立博物館)「多様化する文化政策と民俗学」
 14:10~14:25 休憩
 14:25~14:40 菅豊(東京大学)「民俗学をもっとひらこう」
 14:40~14:55 土居浩(ものつくり大学)「言うてるコトと、為してるコトとの間で考える」
 14:55~15:10 三隅貴史(関西学院大学大学院)「『記述の学』を超えて:現代民俗学の方向性にかんする一考察」
 15:10~15:25 川松あかり(東京大学大学院)「私たちは〈誰〉に向き合っているのか」
 15:25~15:40 島村恭則「新世代への期待と支援:現代民俗学の発展的再生産のために」
 15:40~15:45 休憩
 15:45~17:00 総合討論

趣旨:

 現代民俗学会が設立されて12年、研究会も50回を迎える。その間、「民俗学の論点」については折に触れて議論(2014年、2016年)し、それをその後の研究会の企画に活かしてきたが、今回は、これまでの12年、49回の研究会の流れも振り返りつつ、民俗学や関連科学をめぐる研究動向、学問をとりまく社会状況の変化を広く見渡しながら、現在および将来に向けて民俗学が取り組みうる/取り組むべき課題について議論する。