第62回研究会「21世紀を生きる人々のための民俗学」
第62回研究会「21世紀を生きる人々のための民俗学―菊地暁著『民俗学入門』を読む、語る―」
ご案内:
■現代民俗学会会員の方には、開催日前日までに、会員向けメーリングリストを通じて、参加に必要なZoomのID・パスコード等をご連絡いたします。
■本研究会は、非会員の方にも事前申し込みの上でご参加いただくことが可能です。下記の登録方法をよくお読みください。
日 時:2022年5月14日(土)13:00~
会 場:オンライン開催(オンライン会議システムZoomを使用)
コーディネーター:
菅豊(東京大学東洋文化研究所)
塚原伸治(東京大学大学院総合文化研究科)
司会:
菅豊
発表者:
菊地暁(京都大学人文科学研究所)「著者による解題『民俗学入門』」
評者:
菅豊、塚原伸治、渋谷慶之(東京大学大学院総合文化研究科修士課程)
趣旨:
野心的なガクモンとしての民俗学へ誘う野心的な入門書『民俗学入門』(岩波書店)が、このたび上梓された。その野心的な内容は、いま多くの人々に注目され、大きなインパクトを与えつつある。この本では、「伝統的」生活様式から近代を経て21世紀にいたる道筋が、多様な事例をもとに提示されており、それによって21世紀を生きる人々は、自らの生活体験にリンクしながら民俗学を学ぶことができる。それは、これからのいくつもの民俗学を見渡すことができる「見取り図」となっている。
本研究会では、著者・菊地暁氏による『民俗学入門』の執筆の動機や経緯、著述の書誌的な来歴、その内容や特徴、工夫についての解説の後、3名の評者、および参加者による合評、そしてそれへのリプライを行う。さらにこの本を起点として立ち現れる21世紀の民俗学像を語り合いたい。
■共催:現代民俗学会、東京大学東洋文化研究所班研究「東アジアにおける「民俗学」の方法的課題」研究会、野の文化論研究会(科研「ヴァナキュラー概念を用いた文化研究の視座の構築―民俗学的転回のために―」)
【参加登録について】
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