投稿規定・執筆細則

『現代民俗学研究』投稿規程

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(1) 投稿資格

・投稿資格は会員に限る。ただし編集担当委員が必要と認めた場合は非会員に執筆を依頼する場合がある。

(2) 倫理規定

・投稿内容は未発表のものに限る(ただし口頭報告はこの限りではない)。また二重投稿(他で審査中または掲載決定ずみの原稿を本誌へ投稿すること、および本誌で受理後の原稿を他へ投稿すること)を禁ずる。

・執筆に際しては、剽窃等の問題が生じないように、他文献の引用部分がはっきり分かるような表現上の処置をとること。図版の転載等の場合、著作権問題は執筆者自身で解決しておくものとする。

(3) 区分

・原稿にはつぎの区分を設ける。ページ数は図版を含み、刷り上がり状態を規準とする(ただし本誌の版組みは1ページ43字×40行である)。

  •  論文 15ページ以内
  •  研究ノート 10ページ以内
  •  翻訳 10ページ程度
  •  批評 3ページ程度

・論文には書評論文を含む。研究ノートは、論文ほどの完成度はもたないが、斬新な発想や新たな問題提起を有するものとする。論文と研究ノートは、別項に定める査読を経て採否を決定する。なお論文には投稿者の希望および編集担当委員の判断で、他の研究者による「コメント」を付す場合がある。

・翻訳は、各国の民俗学の重要論文の翻訳とし、適宜、解題や訳注を付したものとする。批評は、執筆者の専門分野にかかわる重要論文や注目すべき研究集会等を取り上げ、最近数年間における研究動向を自由に批評したものとする。

・以上のうち、論文へのコメント、翻訳、および批評は依頼原稿とし、編集担当委員の判断で掲載を決定する。このほか編集担当委員が必要と認めた投稿区分を特設する場合がある。また編集担当委員が必要と認めた原稿については、ページ数の超過を認める場合がある。

(4) 言語

・論文および研究ノートについては、使用言語は日本語に限る。

(5) 査読方針

・原稿の採否は、編集担当委員が依頼する2名以上の査読者の意見をもとに、編集担当委員で審査のうえ決定する。この際、査読者および編集担当委員の意見に沿って、内容の修正や原稿区分の変更を求める。

・審査は、問題設定から結論に至る論理的な明晰さ・正確さ、データの質とその分析の妥当性、現在の民俗学における主題の妥当性とオリジナリティの程度を指標にして行う。

(6) 経費負担

・特殊な図版・文字の印刷にかかる経費、図版の清書に要する経費、校正時の大幅変更による経費は著者の負担とする。

・英文タイトルと英文要旨は、執筆者の責任においてネイティブによる校閲を経ておくものとする。ただし、自身で校閲を受けることが困難な場合は編集担当委員が業者を紹介する。その場合の経費は著者の負担とする(英文要旨のネイティブチェックは、200wordsで3,000円程度である)。

(7) 校正

・著者校正は初校のみとし、所定の期限にすみやかに返送する。校正は誤植の修正のみとし、推敲や内容の変更は認めない。

(8) 抜刷

・論文・研究ノート・翻訳については抜刷を作成する。初校返送時に希望部数を知らせること。抜刷作成にかかる経費は著者の負担とする。

(9) 投稿申し込み

・本誌に投稿を希望する者は事前にエントリーシートを提出すること。期限・提出先等は別に公表する。なお、当該年度までの会費を完納していない者の投稿は受理しない。

(10) 受理の拒否

・規定ページ数を超過している原稿、執筆細則に定める提出物に著しい不備がある原稿は受理しない。

(11) 著作権

・本誌に掲載されたすべての原稿に関する著作権は、本会に帰属するものとする。ただしこれは執筆者本人による転載等を制限するものではない。

  • (2009年5月19日決定)
  • (2011年4月2日一部改正)
  • (2012年4月14日一部改正)
  • (2021年2月2日一部改正)
  • (2022年2月13日一部改正)

『現代民俗学研究』執筆細則

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(1)構成

・「論文」「研究ノート」は、(1)和文タイトル・氏名・所属、(2)英文タイトル・氏名、(3)英文要旨、(4)キーワード、(5)本文、(6)註、(7)文献、(8)図版およびその説明文等、で構成する。「翻訳」「批評」は、(3)英文要旨と(4)キーワードは不要とする。

・「論文」「研究ノート」は、採択決定後にWeb公開用の和文要旨の提出を求める。

(2)レイアウト

・(1)~(7)の配置のほか、1ページあたりの行数・字数、文字のフォント・ポイント数、章・節タイトルの付け方については、別添の《レイアウト見本》に完全に従うこと。とくに1ページの文字数・行数は43字×40行を遵守すること。

◀レイアウト見本(.doc)

(3)本文

・本文中の文字遣いとしてはつぎの点に留意する。また誌面の統一のため、採択決定後の編集の過程で、下記以外の文字遣いについても若干修正する場合がある。

  • (a)英字およびアラビア数字は、すべて半角を用いる。
  • (b)数量表現は、「一、二、三」でなく「1、2、3」を用いる。固有名詞等ではこの限りではない。
  • (c)記号類( 「」 = など)は、全角を使用する。伸ばし記号「―」は全角ダーシとし、ハイフンやマイナスなどと混用しない。ただし英文表示中の記号(. / – など)は半角文字とする。
  • (d)特殊な外国文字や異体字等を使う場合にはエントリーシート送付時に問い合わせること。

(4)要旨

・英文要旨は150~250wordsとする。英文要旨に限り、採択決定後に、ページ数を変更しない範囲で差し替えを認める。

(5)註および文献の書式

・文献表の書式はつぎの通りとする。この他、翻訳書・欧文文献については本誌最新号や一般的な書式を参照されたい。

  •  古家信平 2009「現代民俗学の課題」『現代民俗学研究』1
  •  坪井洋文 1970「日本人の生死観」論文集刊行委員会編『岡正雄教授古稀記念論文集 民族学からみた日本』河出書房新社
  •  柳田國男 1990(1946)「先祖の話」『柳田國男全集13』筑摩書房

・本文中の引用はつぎの通りとする。

[山田2009a: 12; 2009b: 131-135; 鈴木2009(1997)]

・両端は全角の大カッコを使用する。苗字と年の間、およびコロン・セミコロン後には半角スペースをいれる。引用が複数ページにおよぶ場合は半角ハイフンでつなぎ、数字の省略をしない。原発表年を併記したい場合は全角の丸カッコを用いる。

(6)図版および説明文等

・図・表・写真(本細則中では「図版」と総称する)は、それぞれに通し番号、タイトル、説明文・出典(本細則中では「説明文等」と総称する)を付すこと。

・表は原則としてエクセルで作成する。図および写真はJPEGなど一般的な保存形式とする。

(7)提出方法

・図版を含むすべてを電子媒体で提出する。電子化が不可能な場合はエントリーシート送付時に照会されたい。

・提出の際は、MS-Word等標準的なワープロソフトを使用し、(2)の指示に従って完全レイアウト状態の原稿を作成した上で、1点のファイルにして送付する(図版および説明文等がある場合は、本文中の希望する位置に貼り込み、完成原稿の体裁としておくこと)。この状態の原稿をそのまま査読用原稿として用いるので、図版等の仕上がりには十分注意すること。

・完全レイアウト状態で規定ページ数におさまらない原稿は受理しない。また図版の別添提出や、原稿欄外の朱筆による挿入箇所の指示等には応じない。

・図版およびその説明文等は、採択決定後に原データの提出を別途求める。この際、図版および説明文等のレイアウトを変更したり、図版の再作成を求めたりする場合があるので、編集委員会の指示に従うこと。

(8)投稿先

・提出の際は、別途公表するアドレスに電子メールで送付すること。原則として郵送には応じない。

編集委員会アドレス

  • (2009年5月19日決定)
  • (2011年4月2日一部改正)
  • (2012年4月14日一部改正)

編集委員会の組織

第8期編集体制(第15号~第16号)

飯倉義之(委員長)、金子祥之、近藤祉秋、土居浩、松岡薫、丸山泰明、三隅貴史、渡部圭一

第7期編集体制(第13号~第14号)

渡部圭一(委員長)、門田岳久、金子祥之、川瀬由高、川田牧人、後藤知美、松岡薫、丸山泰明、三津山智香、横田慶一

第6期編集体制(第11号~第12号)

小熊誠(委員長)、門田岳久、金子祥之、川田牧人、徳丸亞木、廣田龍平、松岡薫、三津山智香、横田慶一、渡部圭一

第5期編集体制(第9号~第10号)

徳丸亞木(委員長) 金子祥之 及川祥平 桜木真理子 林圭史 俵木悟 松岡薫 渡部圭一

第4期編集体制(第7号~第8号)

徳丸亞木(委員長) 及川祥平 川森博司 鈴木寛之 野口憲一 渡部圭一

第3期編集体制(第5号~第6号)

中野泰(委員長) 門田岳久 川森博司 野口憲一 花木宏直 松岡薫 安室知 渡部圭一

第2期編集体制(第3号~第4号)

徳丸亞木(委員長) 小川直之 塚原伸治 渡部圭一 川田牧人 鈴木寛之 村上忠喜 山泰幸 大里正樹 田村真実 林圭史

第1期編集体制(第1号~第2号)

小川直之(委員長) 小島孝夫 八木 透 渡部圭一